ケーラー大統領が辞任=海外派兵発言で引責-ドイツ
【ベルリン時事】ドイツの経済的利益のためには連邦軍の海外派兵が必要と発言し、批判を浴びたホルスト・ケーラー大統領が31日、誤解を招いた責任を取って辞任すると発表した。
同大統領は21日、アフガニスタンを訪問した際、ラジオのインタビューで、「ドイツは対外貿易に依存している。国益を守るため、緊急時には軍の展開が不可欠」と主張。自由な通商路を確保するとともに、貿易への悪影響を防ぐため、地域の不安定化を阻止しなければならないと訴えた。(2010/05/31)
他方、NHKは、2009年5月31日・日曜討論で「敵基地先制攻撃容認論」中心の放送を、与党の政策にあわせて放送しました。 「敵基地先制攻撃容認論」は、憲法の精神を無視しているという論点を排除した放送法違反、憲法上も問題のある放送でした(司会:島田敏男)。
この放送の責任者はどのような責任をとったのか?
ドイツと日本の責任の取り方の違いです。
それは、ナチスの旗・鉤十字を掲げることが犯罪であるドイツと、日の丸が国旗とされ、国旗とされる前からNHKが日の丸を放映していた日本との違いでもあります。