◇世界の構造変化が目に入らない。アメリカしか目に入らず、アメリカいいなりでいればよいという外交のあり方は、民主党政権になってもまったく変わりません。
◇何か事が起こると軍事で対応する「軍事偏重主義」も変わらずです。憲法9条を持つ国、唯一の被爆国なのに、平和の外交戦略を持っていない。
◇過去の日本の侵略戦争や植民地支配に対する反省の欠如という問題が、新しい政権にも引き継がれています。
この「三つの病根」ともいうべき問題がさまざまな形で絡み合って、日本は外交的にも存在感のない国になってしまっている。国民の外交への信頼も地に落ちている。日本外交は、いま、大本からの転換が求められていると思います。
日本の外交についての正しい指摘だと思いますが、他のメディアでは報じられていないので、引用しました。
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik10/2011-01-01/2011010101_01_0.html