資本主義と戦うチャップリン、「モダンタイムズ」より wikipedia
「マッカーシズム(赤狩り)は、第二次世界大戦後の冷戦初期、1948年頃より1950年代前半にかけて行われたアメリカにおける共産党員とみなされた人々や、 チャールズ・チャップリンをはじめ優れたハリウッド関係者も多数追放となった」
冷戦激化の中、「共産主義に対抗する」との口実で、アメリカは民主主義を捨て、思想・言論の自由の弾圧政策を採りました。
それが米国ではマッカーシズム、日本ではレッドパージでした。この本質は、戦前の治安維持法と同じで、思想・言論の弾圧そのものでした。
その正当化が「自由を守る」でしたから、まさに矛盾そのもので、長く続けられる政策ではありませんでした。 それにもかかわらず、影響は大きく、その流れは今も米国の「先制攻撃主義」につづき、日本では対米従属主義につづいています。
その流れが、1952年のNHKの「君が代」の連日の放送開始や、1959年の「NHK国内番組基準」あるいは2009年の「NHK国際番組基準」の変更などとして、現在もつづいています。