放送法違反相当部分のNHK受信料についての有志者の支払い保留も含め、NHK・民放・スポンサーなどに改善要望を!
なぜ、九条や憲法の軽視・無視が?

◇多数党中心の選挙制度
◇多数党中心のNHKなど大手メディア

改善要望活動で、メディアと政治の民主化を!
 
放送法違反改善の要望
NHK、民放、スポンサー、BPOなどに

多数党中心、対立する論点・特定政党排除の改善を!
議席数に関係させた重点の置き方は放送法違反!
各個別番組・テーマごとに「政治的公平・論点の多角的明確化(放送法)」を!
(クリック)
憲法の軽視・無視は、どこから来るのか?
FAXで要望を! 放送倫理・番組向上機構(BPO)御中

2010年5月31日月曜日

春や昔 十五万石の 城下かな

wikipedia

「坂の上の雲」の主人公3人は、いずれも下級武士の出であった。 
士族の人口比は約5%。 著者は、5%を対象に維新全体を描いたのだった。

司馬遼太郎は、維新(1868年以降の数年)後、日露戦争(1904~1905)までの30数年は、日本の歴史の中でもっとも楽天的な時代であったと書いている.(「坂の上の雲」一 あとがき)

また、この時代の重税・重い国権と軽い人権・足尾の鉱毒事件・女工哀史・小作争議・の暗い側面を見るのは、被害意識で見る見方であるとも書いている. (同)

作者によれば、被害者の目で見るのではなく加害者の目でみれば、「明治は楽天的な時代」であったのだ. 

「降る雪や 明治は遠くなりにけり」(中村 草田男(なかむら くさたお) 1901~1983)

作者が引用している句だ. 「明治以降は暗かったが、明治は明るかった」 ─ それが、フィクションを一切禁じて、暗い側面を見ないで見た場合の、司馬遼太郎の明治維新である.

作者は、自由な考え方の持ち主であった. 
自分の基準で歴史を見る、基準以外の側面を見ない、歴史を自由に見る見方、その考え方によって作品は書かれた.

NHKは、歴史と政治の現実を「自由に見て」自身の立場を守ろうとするのか? 

視聴者・国民の立場と受信料は、どこにいってしまったのか?