放送法違反相当部分のNHK受信料についての有志者の支払い保留も含め、NHK・民放・スポンサーなどに改善要望を!
なぜ、九条や憲法の軽視・無視が?

◇多数党中心の選挙制度
◇多数党中心のNHKなど大手メディア

改善要望活動で、メディアと政治の民主化を!
 
放送法違反改善の要望
NHK、民放、スポンサー、BPOなどに

多数党中心、対立する論点・特定政党排除の改善を!
議席数に関係させた重点の置き方は放送法違反!
各個別番組・テーマごとに「政治的公平・論点の多角的明確化(放送法)」を!
(クリック)
憲法の軽視・無視は、どこから来るのか?
FAXで要望を! 放送倫理・番組向上機構(BPO)御中

2010年5月10日月曜日

NHKと国民との間の広がり

NHKと国民との間の広がりの歴史と背景            
NHK関係政治的背景
1950年5月放送法施行1950年以降:
米国で1950-1953にかけてマッカーシズム
日本で1950年5月以降レッドパージ
1952年
4月28日

番組終了時の「君が代」の連日放送開始
(米政策によるNHKの政府・与党偏重の始まり)
密約的旧安保発効
①米軍基地の無期限化 
②警察予備隊の軍隊化 
③米政策下での天皇制の利用(「君が代」の容認)
密約・対米従属・解釈改憲・国民だましの始まり
1959年
7月21日

報道番組基準から政治的公平・論点の多角的明確化(放送法)をはずす(国内番組基準制定)
(NHKの与党・多数党偏重、対立する少数野党の軽視・無視、NHK報道による国民だましの制度化
安保条約密約付き改定交渉
1951年12月1日 同署名
1960年6月23日 同密約付き条約発効
2008年
3月
国際番組基準から「国際連合憲章の精神を尊重」を削除米政策追随による国連中心外交軽視
自民・公明連立政権下
2009年
5月31日
日曜討論: 敵基地先制攻撃論中心の放送
(与党の憲法軽視・無視政策との一体化宣伝番組)
与党(自民国防部会小委員会)が「防衛計画の大綱」に向けて「敵基地攻撃能力保有」の提言案(5/26)
NHK日曜討論で同趣旨の世論形成(5/31)
2010年
4月29日
双方向解説: 戦争責任清算を放置の上で日本の安保理常任理事国入りを主張
2010年
5月 9日
日曜討論: 普天間無条件撤去の論点を排除
2010年
5月現在
解説委員の9割以上
日曜討論の司会では100%が男性
2010年
5月現在
「九条は変えなくてよい」との世論は、67%
(朝日新聞)

◆緑色枠内をたどると、日米支配層が政治とからめてNHKによる世論操作を政策的・継続的におこなってきていることがわかります。 この経過は、1952年以来半世紀以上にわたって、現在も続いています。

◆それにもかかわらず、2010年現在九条を変えない世論が67%となっていることは、どんな世論誘導も、国民だましも、国民の基本的権利を侵す形では成功しないことを示しています。

◆現在、米軍基地と九条を変えないという世論が共存している過渡的な状況です。 財政と年金の危機化に現れた矛盾は、過渡的な政権では解決できず、政治と経済の根本的な改善が近いことを予感させています。

◆そのためには、国民のあらゆる分野での自覚が必要であり、その中には「放送の政治的公平化」も含まれます。