対立する論点の政治的に公平な放送 ─ これが正しい放送である
NHKの報道番組には、多数党を重視する偏りが目立つ
NHKに放送法とは別の基準があるのではないか?
1952年、日本に旧安保条約を押し付けたときの米国の政策は以下であった
- 日本を軍事拠点化し、日本に軍隊を持たせる(後の自衛隊)
- 日本に明文改憲なり解釈改憲をおこなわせる
- その体制維持のためには、思想の暴力的統制・皇室・NHKを利用し世論の批判部分をおさえこむ
NHKのこの方針は、対米従属を基本立場とする政府与党中心の放送をおこなうことと一体であった
この方針は、旧安保改定時・密約交渉時の1959年の「NHK国内番組基準」において文書化された(同基準第2章第5項「報道番組」の基準)
この基準は、現在も順守されている
2009年5月31日の日曜討論(注)がその例であり、その他の例も数多い (注)与党政策にあわせて憲法に反する「敵基地先制攻撃容認論」中心の討論をおこなわせた。 司会:島田解説員)
別の基準とは、「NHK国内番組基準」の「報道番組」の基準である
放送法3条の「政治的公平/論点の多角的明確化」が含まれていない!
放送内容の改善とともに、この基準を放送法に合わせる必要がある