多数党に有利な「選挙制度・大手メディアの報道」が、世論・選挙・政治をゆがめている!
NHK受信料はその「ゆがみ」に貢献している! (最高裁は、それを否定していない)
政治の民主化を!
|
  |
|
2010年5月13日木曜日
NHKと放送法(7) ─ 「君が代」「NHK国内番組基準」と密約政治
NHKによる「君が代」連日放送の開始と、「旧安保条約」の発効日は1952年4月28日です。
米国は、天皇制を利用しつつ日本政府に命令をする「間接統治政策」をとっていたので、それは偶然ではありません。
旧安保条約は、米軍基地の無期限の国内使用を認め、一方では密約的な理解「再軍備すなわち警察予備隊の自衛隊化」が日米両支配層の間に存在していました。
1959年に密約は「核密約」に進化しました。 同時に「NHK国内番組基準」が制定されました。
NHKは、この基準を番組制作の憲法としています。
この「NHKの憲法」第2章第5項の「報道番組」の基準には、放送法の政治的公平・論点の多角的明確化が含まれていません。
対米従属・憲法無視の政治体制を維持するためには、よくできた仕組みです。
その仕組みは、「君が代」の連日放送と共に、2010年5月現在、いまだに続いています。