多数党に有利な「選挙制度・大手メディアの報道」が、世論・選挙・政治をゆがめている!
NHK受信料はその「ゆがみ」に貢献している! (最高裁は、それを否定していない)
政治の民主化を!
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2010年5月16日日曜日
NHKと放送法(22) ─ 日本国憲法と放送法
日本国憲法原本「上諭」(1頁目)【上諭】じょうゆ 君主が臣下に告げてさとす文書。旧憲法下で、法律・条約などを公布する際、天皇の裁可があったことを示すために冒頭に付した語
日本国憲法原本「御名御璽(ぎょめいぎょじ)と大臣の副署」(2頁目)
御名御璽(ぎょめいぎょじ): 天皇の署名と印鑑
(以上 wikipedia から)
第2次大戦後、国際社会では戦争の反省から一連の民主化の動きがありました。
国連憲章と国連、世界人権宣言の成立などです。
これと平行して日本では日本国憲法が成立しました。 前文には国民主権が書かれています。
放送法もその流れで、1950年5月に施行されました。 第1条には、放送の原則の1つに、「放送が健全な民主主義の発達に資するようにすること」が書かれています。
ところが、冷戦の中で、米国は民主主義の立場を捨て、マッカーシズムで反民主主義の立場に転換しました。 対日政策としては、皇室と政府を通じて、日本を目下の協力者・極東の軍事基地とすることにしたのです。 同時にレッドパージを行わせました。
その結論が、1952年4月の密約的旧安保条約の押し付けと、同日のNHKに番組終了後の「君が代」の連日放送を開始させることでした。
NHK「君が代」の放送開始と、「政府・与党重視、日本共産党敵視」とは、同じ流れにあったのです。