2006年5月26日(金)「しんぶん赤旗」
国有地入手 大もうけ 跡地利用会議に不動産会社
「大手メディアの本社社屋は、国有地の払い下げを受けている。ここに権力との癒着と妥協のもとがある」との指摘があります。
NHKはじめ、大手メディアが国有地(国民の財産)を有利に手に入れていることは、事実です。
また、大手メディアが、権力や財界をしかるべく批判できないのも事実です。
その結果が、憲法の軽視・無視、年金・財政の深刻な危機化、米軍基地・対米従属の存続となっています。
これが、「権力との癒着と妥協だ」との理解は、正当な理解です。
しかし、このような関係・状態が永久に続くと考えるのは、誤った理解です。