夕張市は、2007年に事実上財政破綻しました。
2006年度決算における実質公債費比率は38.1%でした。
国の実質公債費比率は、80%(2008年4月18日 東京新聞サイト「国の財政「夕張より深刻」 財務省、財政審で試算提示」〔中日新聞〕)!
国の財政状況は、すでに夕張市の2倍以上の深刻な状況になっています。
国の借金は、約880兆円(2010年3月時点 財務省)
国の借金に地方の借金、特殊法人などの借金を加えると1000兆円をはるかに超え、税収(約40兆円)の25倍を超えています。
これは、終戦時の政府の借金より多いものです。
よく個人の金融資産が1400兆円あるから、大丈夫という人がいます。
個人の金融資産は、預貯金、証券、生命保険・簡保・年金の積立金などになっています。
銀行・郵便局などの金融機関や諸機関は、それを国債などの購入にあてています。
したがって、個人の金融資産は、すでにほとんどが国債・地方債、その他の紙に化けているのです。
戦後のハイパーインフレでは、貨幣価値が200分の1から300分の1になりました。 物価が200-300倍になったのです。 (実は、そのときにこそ大金持ちはおカネをもうけるのです)
食料・エネルギーを輸入することもできません。
こうなれば、国民は政治体制を変えようとします。支配者側は、それを軍隊で抑えます。 実は、自衛隊の大きな役割は、そこにもあります。
しかし、そのときが真の戦後だと考えて、きっぱりと古い体制を新しくしましょう!