多数党に有利な「選挙制度・大手メディアの報道」が、世論・選挙・政治をゆがめている!
NHK受信料はその「ゆがみ」に貢献している! (最高裁は、それを否定していない)
政治の民主化を!
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2010年5月9日日曜日
続けられるNHKの放送法違反の背景
「続けられるNHKの放送法違反の背景には、何があるのか?」(前の記事)で、その例の一つに5月9日の日曜討論(普天間基地問題 どうなる“5月末決着”)の例を上げました。
この放送では、多くの対立した論点が取り上げられ、内容としてはかなり充実した放送であったといえます。この点では、同じ司会者による2009年5月31日の日曜討論(敵基地先制攻撃容認論を中心とした討論)と比較すると、大きな改善が見られたといえます。
しかし、「普天間基地の無条件撤去が解決の道である」との論点が排除されたことにより、放送法第3条に違反しました。 この論点は、与党・多数党がとっていない論点であり、出席者が直接その論点に触れていなかったので、司会者が放送法の立場から放送するべき問題でした。
それができなかったのは、NHKおよびNHK論説委員室の体質あるいは、放送を与党多数党に偏らせる役割がその背景ではいかとの理解を重ねて証明する結果となっていました。
改善を求めます。