放送法違反相当部分のNHK受信料についての有志者の支払い保留も含め、NHK・民放・スポンサーなどに改善要望を!
なぜ、九条や憲法の軽視・無視が?

◇多数党中心の選挙制度
◇多数党中心のNHKなど大手メディア

改善要望活動で、メディアと政治の民主化を!
 
放送法違反改善の要望
NHK、民放、スポンサー、BPOなどに

多数党中心、対立する論点・特定政党排除の改善を!
議席数に関係させた重点の置き方は放送法違反!
各個別番組・テーマごとに「政治的公平・論点の多角的明確化(放送法)」を!
(クリック)
憲法の軽視・無視は、どこから来るのか?
FAXで要望を! 放送倫理・番組向上機構(BPO)御中

2011年6月14日火曜日

移動民が定住して成立した日本民族・日本語・日本

ヒトやイネのDNAの研究や考古学・古文献などの研究などにもとづいて、以下の仮説が提起されている: 
  • 日本の民族は、ユーラシア大陸や南からの、大きくは「西からの」諸移動民が定住して成立してきた
  • 言葉や生活様式も移動民の定住化の中で固定化し、諸民族と不断の交流の中で影響を受けながら、独自の発展をとげた
  • 西暦1世紀前後、日本列島定住民の諸豪族に率いられる集団の中で、比較的大きな集団は、自分たちのことを「わ」と呼んでいた(あるいは中国の記録者たちはそう理解し、「倭」の文字をあてた)
  • やがて九州から近畿までに勢力をのばした、自らを「やまと」と呼ぶ「やまと王権」が誕生した
  • 「倭(やまと)王権」は、権力正当化のための歴史書として言い伝えなどを再編成し「古事記」を編纂させた。
  • 古事記では、漢文・漢字が使用された。一部「やまと」を「倭」と記したが、やがて「山跡」と記すようになるなど、固有名詞に音訳をあてる「古代特殊仮名使い」の工夫をおこなった
  • この過程で「天皇」の呼称をも工夫し、天皇の起源を神話としての神に求めた

以上を前提とすれば、以下の記述の正当性が理解できる。

関晃著「帰化人 古代の政治・経済文化を語る」(講談社学術文庫 2009年第1刷発行)の著者による「はしがき」(1956)の冒頭から:

古代の帰化人は、われわれの祖先だということ、日本の古代社会を形成したのは主に彼ら帰化人の力だったということ、この二つの事実が、とくに本書ではっきりさせたかったことである。