橋下知事の「大阪維新の会」提出の「『君が代』起立強制条例」が、まともな審議なしに可決されました。
「府民・子供たちが『伝統と文化』を尊重し」「その意識の高揚に資する」「服務起立の厳格化をはかる」ことが「目的」だとのこと。
「思想・良心の自由」に反するもので、日本共産党・自民党・公明党・民主党は反対しました。
「核密約付き日米安保」を肯定する多数党までが反対する、憲法違反の「思想・良心への強制!」 ─ それが、「わが国の伝統と文化」です。
古くは、奈良時代の歌人・柿本人麻呂も、宮廷歌人として「天皇制」の賛美・維持への協力をはっきりさせていましたが、隠すことのできない「自由・平和抑圧体制への批判精神」のために、刑死あるいは耐え難い人生の終焉を強制されました。
「思想・良心の自由の抑圧」は、おそらくは党利的な立場です。
このような立場は、かならず住民・国民の反撃により破綻することでしょう。
それは「民主主義」を志向する世論により「過去のもの」とされるでしょうし、そうさせましょう!