選挙制度は、多数党が自己に有利に改変してきたことから、現状は最高裁判所も認めるように、一票の格差の違憲状態となっています。 しかし、最高裁判所も違憲状態を生む選挙制度自身を認めています。
この矛盾は、国民が選択した結果なのか? 違います。 NHKなどの放送が、放送法に反して与党・多数会派に偏り、小数会派の論点を軽視・無視してきたことも大きな関係があります。 ここから、「公平な放送」の重要性がわかります。
放送法には、「政治的公平・論点の多角的明確化」「放送が民主主義の健全な発達に資すること」が書かれています。
しかし、違反の多くの指摘された例があるように、NHKを含め与党・多数会派に偏り、小数会派の論点の軽視・無視が日常化しています。 結果として憲法の軽視・無視、民主主義の軽視・無視がつづいています。
現状の放送は、改善されなければなりません。