民主主義とは何か?
憲法には、「主権は国民に存する」と書かれています。 これが、民主主義です。
公職選挙法には、選挙が公明におこなわれること、民主政治の健全な発展に資することが書かれています。
放送法には、放送の真実・不偏不党、放送が民主主義の健全な発達に資することが書かれています。
代議制・議会制も憲法が決めています。 しかし、多数党は自己に有利な選挙制度・小選挙区制を力のごり押しで決め、利権政治の長期化、生活・年金・財政の危機化、不正義な戦争のための米軍基地提供、庶民の所得を削り大企業の内部留保に当てられる税制、大企業などからの政治献金などの温存などが現状として残っています。 これは、民主主義ではありません。
放送は、NHKを含め与党・多数会派に偏り、小数会派の軽視・無視が日常化され、結果として上記を容認・追認しています。 これも民主主義ではありません。
「日本を守る」という日米安保には、密約が平行してありました。 これは国民主権を否定するもので、民主主義ではありません。
民主主義の否定は、どこから来るのか? そのもとは、憲法の軽視・無視です。 最高裁判所も、一票の格差が違憲状態である選挙を有効としています。これも、民主主義の否定で、憲法の軽視・無視です。
この状態を永久につづけることはできません。 改善するべきです。