多数党に有利な「選挙制度・大手メディアの報道」が、世論・選挙・政治をゆがめている!
NHK受信料はその「ゆがみ」に貢献している! (最高裁は、それを否定していない)
政治の民主化を!
|
  |
|
2010年2月28日日曜日
NHKの違反例は、口実とはならない (フジテレビ 「時事放談」)
TBSテレビ「時事放談」は、40年以上つづく政治をテーマにした毎週日曜日早朝の座談会番組(討論番組)です。
その伝統は、ほとんどのケースで与党あるいは多数会派の関係者を出席させるというもので、多数党の論点が中心の討論であり、少数会派の論点は司会者が無視するのが伝統です。
2月28日の放送では、普天間基地の話題がでました。 ここでも、日米の政府・与党の論点が中心で、米軍基地は日本を守るためではない、普天間基地は無条件で撤去されるべきだとの論点を司会者は排除しました。 小数会派の出席はなくても、その論点を正確・公平に放送するべきです。
実態では、番組は「政治的公平・論点の多角的明確化」の放送法を伝統的に無視してきました。 違反は世論・選挙をゆがめますから、番組は「自由と民主主義を共通の価値観」として宣伝しながら、民主主義に敵対する行動を伝統的にとってきたことになります。
「NHKのニュースなどにも多数会派偏重、小数会派軽視・無視の傾向がある」は、言い訳にはなりません。そのような規定は、放送法にはないのです。
このサイトでは、政治的公平の点で改善を求めてフジテレビ「新報道2001」ついで日本テレビ「太田光の私が総理・・・」、テレビ朝日「たけしのTVタックル」などの番組について以下の対応をしています。
・主要テレビ広告主に、局に対して改善を求める要望を出すように求める
・数ヶ月以内に番組に改善がなければ、番組スポンサーの不買を希望者に呼びかける
・さらに消費者基本法にもとづいて、苦情の適切な処理を求める
「時事放談」についても、「新報道2001」につづいて同様の改善要望をおこなうことにします。
改善を求めます。
同文: NHK、BPO、消費者関連団体など
「NHK受付番号 591341]