NHKニュース(3月8日)「2党の移設案提示 作業を加速」
沖縄のアメリカ軍普天間基地の廃止・撤去問題をめぐって、社民党と国民新党の論点を放送しました。
この放送は、政府・与党の論点についてであり、沖縄県民や国民の中にある「移設先案探し」ではなく、県民・世論を基礎に基地の廃止・撤去で米国と交渉するべきであるとの論点が排除されました。
この対立する論点をも平行して放送することが、「政治的公平・論点の多角的明確化」(放送法)であり、この放送はその基準に反しています。
このような放送をNHKがおこなうのは、「NHK番組基準」が放送法をゆがめたことによります。
⇒ 「NHK番組基準」は「報道番組の基準から放送法の『政治的公平・論点の多角的明確化』を排除した」(http://sites.google.com/site/nhkbangumikijun/x-3)
「NHK番組基準」は1959年に制定されたので、現行日米安保・核密約と並んで、NHKは半世紀以上にわたり世論・選挙をゆがめる方向の放送をしていることになります。
改善を求めます。
[NHK受付番号 595903]