NHKを訴えた裁判 和解成立
「本の著者がNHKを訴えていた裁判で、NHKが謝罪の意を示し、和解が成立した」とのことです。
いくつかの問題点があります。
- NHKに都合の悪いニュースが深夜に放送された(偶然だろうか? 「NHK番組基準」にはないので、意図的ではないとの確認がとれない)
- 解決まで裁判を通じて数年かかっている。 著者は「もっと早く謝罪をしてほしかった」といっている。時間がかかりすぎ。 NHKは、迅速に処理するべきである(放送法第12条)。
- 著者は「事情聴取に対して取材源を明らかにしたことはない」といっている。 NHKは、「誤報ではない」といっている。 すると、NHKは当局のリークを確認なしに放送したことになる。 それを「誤報ではない」とは、「NHK番組基準」にも反している。
- 「NHK番組基準」では、「論点の多角的明確化」は「政治・経済」(第1章第4項)からは省かれ、「論争・裁判」(第1章第5項)に適用されるように規定されているが、自身の基準も守られていないことがあきらかになった。
NHK受付番号[599270]