多数党に有利な「選挙制度・大手メディアの報道」が、世論・選挙・政治をゆがめている!
NHK受信料はその「ゆがみ」に貢献している! (最高裁は、それを否定していない)
政治の民主化を!
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2010年3月28日日曜日
拷問は確かにひどかった
「拷問は確かにひどかった。
けれども彼ら特高などは、ゲンコツのようなものであって、拷問をさせたものは誰だ。
治安維持法を作ったのは誰だ。
その根源を退治しなくてはゲンコツをなぐり返しても意味がない。
しかも、自分たちをひどい目に合わせた司法の手に、その仲間のことを訴える。
それは、矛盾ではないか?
そして俺は今、一分の時間もおしんで働かねばならない。
こう考えたのだった」
(同氏の著書「一本の道」1975年から。「横浜事件・再審裁判を支援する会」No.69より引用)
1975年まで岩波書店の会長をつとめた小林勇氏の言葉です。 横浜事件で弾圧を受けた人たち33人から、共同して特高警察官に対する告訴に誘われたとき、同氏は断ったのです(1947年)。
「司法の手に、その仲間のことを訴える」それは矛盾ではないか?
どう考えるべきでしょうか?
立法・行政・司法の全体が権力であり、ゲンコツである
そのゲンコツを構成する人たちが権力を利用して、国境・民族無関係に人々をなぐりつけて、メシを食べる
権力側の人たちには、坂の上の雲の秋山兄弟も、お金の神様となった福沢諭吉もはいる
ドラマ化したNHKも、NHKや放送に与党・多数党に偏り、対立する論点・少数党の軽視・無視をさせる人たちもはいる
「抑止力・米軍基地・日米安保」でメシを食べる人たち、消費税増税でその一部を政党助成金でポケットにいれる人たちもはいる
彼らは、歴史を改変し、解釈改憲をおし進め、年金・財政の危機化を招いている
なぐりつけられる人々はどうすればいいのか? なぐられるのか? よけるのか? なぐり返すのか?
少数のものが権力を手にして、多数の人々の食べるものをうばって、自分たちで分け合う
そのしくみを、多数の人々のしくみに、どのように変えてゆくのか?
それが人類の歴史であったし、今もその歴史は進んでいる
それは、ひとつの方向に向かっている
戦争のない世界に
九条に!