核密約について、岡田外務大臣は「日米で解釈が違う状態は今もあるが、アメリカは冷戦後の1991年以降、艦船や航空機に核兵器は搭載しないことを明らかにしており、一時寄港という形で核が持ち込まれることはない」と述べ、「非核3原則を堅持する方針をあらためて示した」(NHKニュース 2010年3月9日)とのことです。
「核が持ち込まれることはない」のであれば、それを文書で確認するか、密約を無効にすることが必要です。
それをおこなわなければ、「核密約」は残ります。
「密約」を一定程度明らかにしたことは、岡田氏・民主党政権の積極的功績です。 しかし、それを残すのであれば、それは「非核3原則」に反します。
岡田氏・民主党政権には以下の重大な否定側面をもっています。
◆「民主党の選挙中の発言は、公約ではない」ことを国会で証言した。
◆「核密約を残すこと」を明言した。
政治とカネなど、重要な問題で民主党政権は自公政権と本質的に変わりのないことが明らかとなりました。
民主党には、政権政党の資格はあるのでしょうか?