司法の制度の中で、社会正義を実現してゆく ─ その過程には、被害者、その無実を信じて支援する人々、弁護士集団、そのほかのさまざまな人たちの直接・間接の努力と支援、良心・勇気・正義・忍耐の戦いがあります。
その戦いには、失敗した戦いもあれば、犠牲と戦いの積み重ねの上に成功した、横浜事件や足利事件の例もあります。
これらの戦いの経緯は、社会の進歩のレベル、多くの人々の理解と自覚のレベルとも関係しています。
しかし、人々の理解と自覚は与党・多数党、権力側に偏った報道によりゆがめられる部分もあります。
NHKなどの放送では、放送法の「政治的に公平な放送」が守られていないケースが日常のようにあります。
そのひとつひとつを改善してゆく、それが必要ではないでしょうか?
社会正義の実現は、多数者が参加してこそ実現できるのだと思います。
多数者がだまされるのか、多数者が自覚を持つかの問題です。
しかし、歴史が記録として残される以上、多数者の自覚は進み、社会の進歩は進むのだと思います。