放送法違反相当部分のNHK受信料についての有志者の支払い保留も含め、NHK・民放・スポンサーなどに改善要望を!
なぜ、九条や憲法の軽視・無視が?

◇多数党中心の選挙制度
◇多数党中心のNHKなど大手メディア

改善要望活動で、メディアと政治の民主化を!
 
放送法違反改善の要望
NHK、民放、スポンサー、BPOなどに

多数党中心、対立する論点・特定政党排除の改善を!
議席数に関係させた重点の置き方は放送法違反!
各個別番組・テーマごとに「政治的公平・論点の多角的明確化(放送法)」を!
(クリック)
憲法の軽視・無視は、どこから来るのか?
FAXで要望を! 放送倫理・番組向上機構(BPO)御中

2010年3月7日日曜日

NHKニュース: 「野党」を旧政権党だけとするのは、どこからくるのか?

NHKニュースでは、「野党」として旧政権党だけを取り上げる「政治的に公平」でないケースがあります。これには歴史があります。

現行日米安保条約締結(1960年)の数ヶ月まえにおこなわれた日米交渉(1959年6月)での「核密約」とほぼ同時期1959年7月に「NHK番組基準」が制定されました。

ここでは、①「上位法令・放送法の放送の原則・基準の遵守規定」が欠落し ②「放送法」が微妙に改変され、「放送が民主主義の健全な発達に資する」「政治的公平」「論点の多角的明確化」の基準があいまい化され、弱められ、適用範囲がせばめられる結果となりました。

これで政府・与党に対立する論点を放送しなくてもよいという根拠があたえられ、与党・多数会派重視、小数会派軽視・無視の傾向が「強化・合法化」されたのです。

「NHK番組基準」は、いわば「核密約」隠し、世論・選挙ゆがめの道具として使われてきた結果となりました。

それは、憲法の軽視・無視、米軍基地・核抑止力論、改憲論、消費税必要論とも大筋同じ経過をたどっています。

この現在もつづく不適正は、対立する論点を公平に放送するなど改善されるべきです。