「核密約が結ばれたのは1959年6月、現行安保条約締結の半年前」(2009年8月3日(月)しんぶん赤旗「核密約と手を切り「非核の日本」の実現を」社会科学研究所所長 不破哲三氏に聞く http://www.jcp.or.jp/akahata/aik09/2009-08-03/2009080305_01_1.html)
日本放送協会番組基準の国内番組基準(以下「NHK番組基準」)の制定は、1959年7月21日。 (リンクは2010/3/2現在)
「NHK番組基準」には、放送法を変更した 以下の諸点が問題とされています。
- 「放送法を守る」とは書かれていない が、NHKの「放送番組政策の憲法」(リンクは2010/3/2現在)となっている。 NHKの部内文書が放送法を超える憲法とされた。
- 前文の基本原則に「不偏不党・自律の保障による放送による表現の自由確保」はあるが、「真実の保障」「放送が健全な民主主義の発達に資するようにすること」が欠落し、一般基準から「政治的公平」が欠落している。
- 「健全な民主主義の発達に資すること」を「『(NHKが理解する)民主主義精神』の徹底」としたことにより放送法の概念を変更し、受信者の「健全な民主主義の発達に資する」関与の可能性をせばめた。
- 放送法の「論点の多角的明確化」を、「論争・裁判」(第1章第5項)の問題だけに限定した。
- 報道番組の基準から放送法の「政治的公平・論点の多角的明確化」を排除した。
- 「論点の多角的明確化」は放送法では番組全体の基準であるが、 「NHK番組基準」では、この基準は「政治・経済」「報道番組」からはずされている。 (以上、詳細は本サイト「公平な放送を!」の関連ページ)