放送法違反相当部分のNHK受信料についての有志者の支払い保留も含め、NHK・民放・スポンサーなどに改善要望を!
なぜ、九条や憲法の軽視・無視が?

◇多数党中心の選挙制度
◇多数党中心のNHKなど大手メディア

改善要望活動で、メディアと政治の民主化を!
 
放送法違反改善の要望
NHK、民放、スポンサー、BPOなどに

多数党中心、対立する論点・特定政党排除の改善を!
議席数に関係させた重点の置き方は放送法違反!
各個別番組・テーマごとに「政治的公平・論点の多角的明確化(放送法)」を!
(クリック)
憲法の軽視・無視は、どこから来るのか?
FAXで要望を! 放送倫理・番組向上機構(BPO)御中

2010年3月2日火曜日

「NHK 番組基準」は、放送法の基準とは異なる!(7) 「NHK番組基準」は、核密約と平行してつくられ、政治的公平が「政治・経済」「報道番組」からはずされた!

 
「核密約が結ばれたのは1959年6月、現行安保条約締結の半年前」(2009年8月3日(月)しんぶん赤旗「核密約と手を切り「非核の日本」の実現を」社会科学研究所所長 不破哲三氏に聞く http://www.jcp.or.jp/akahata/aik09/2009-08-03/2009080305_01_1.html

日本放送協会番組基準の国内番組基準(以下「NHK番組基準」)の制定は、1959年7月21日。 (リンクは2010/3/2現在)

「NHK番組基準」には、放送法を変更した 以下の諸点が問題とされています
  1. 「放送法を守る」とは書かれていない が、NHKの「放送番組政策の憲法」(リンクは2010/3/2現在)となっている。 NHKの部内文書が放送法を超える憲法とされた
  2. 前文の基本原則に「不偏不党・自律の保障による放送による表現の自由確保」はあるが、「真実の保障」「放送が健全な民主主義の発達に資するようにすること」が欠落し、一般基準から「政治的公平」が欠落している。
  3. 「健全な民主主義の発達に資すること」を「『(NHKが理解する)民主主義精神』の徹底」としたことにより放送法の概念を変更し、受信者の「健全な民主主義の発達に資する」関与の可能性をせばめた。
  4. 放送法の「論点の多角的明確化」を、「論争・裁判」(第1章第5項)の問題だけに限定した。
  5. 報道番組の基準から放送法の「政治的公平・論点の多角的明確化」を排除した。
  6. 「論点の多角的明確化」は放送法では番組全体の基準であるが、 「NHK番組基準」では、この基準は「政治・経済」「報道番組」からはずされている。
  7. (以上、詳細は本サイト「公平な放送を!」の関連ページ)
核密約による国民だまし・国際社会だましは、NHKによる「放送法の軽視・無視化」と現象上平行しておこなわれ、現在でも継続しています。 その経緯は、解明されるべき現代史の問題です。