「政府間の密約」は、以下の性格をもつと考えます。
◇政府が自国民および国際社会をだますもの
◇政府が、国民のためではなく、一部グループが国民を支配する場合に必要となり、発生する
◇「密約付き日米安保」が、その典型
◇「外交においては『密約は必要』との立場は、『密約付き日米安保容認』の立場であり、国民主権否定・国家の一部グループによる支配肯定の立場
◇自由・人権・民主主義の口実で、それを否定する立場
◇自称「評論家・ジャーナリスト・政治家」が、だれから報酬を得ているかの尺度
一方「情報の民主化」は「民主主義にとって必要な条件」であると考えます。
それがなければ、国民は判断ができず、だまされるだけとなります。
ここから、WikiLeaks などの「情報の民主化」のための努力については、以下の性格を持つと考えます。
◇これを抑える立場は、少数の利益を多数の利益に優先させるものの立場
◇国際社会においての民主化のために必要で、好ましい
◇武器・情報の寡占による国際社会の不正義の崩壊を促進する ─ 結果としてテロの根絶に有益
以上は、「力・権力のある少数グループが、ない多数グループから搾り取り、財を蓄積するシステムは民主主義ではなく、人類の歴史においては、古くなるシステム」であるとの考え方に基づきます。