NHKの解説番組(「変わる世界と日本」(4時間40分)2010年12月29日)
出席者は、5部30数人のうち、女性が2名と、あまりにも国際基準に遠く及ばない構成で、視聴者の50%(女性)の立場が無視される構成でした。
内容については、たとえば、「(特定の外国が)安全保障上の脅威」「防衛大綱が正しい」など、与党・多数党・派生政党の憲法上も問題のある論点で放送し、「外交で問題を解決するべき」との対立する世論・特定政党の論点を排除しました。
このような放送は、放送法の「放送が『民主主義の健全な発達に資すること』『政治的に公平であること』」などに、はっきりと違反します。
また、他局の番組(例「朝日ニューススター「宮崎哲弥・大論争5時間スペシャル」)に比較して、つまりません。
視聴者の改善要望も、長年にわたって無視されています。
世論・選挙・政治が、与党・多数党中心に、ゆがめ続けられているのが現状です。
視聴者・国民は、憲法上の権利として、どうすることができるのか?
視聴者は、放送法を守ることを要求することができます。
また、受信料の支払いや、スポンサーの社会的責任(民放)の意味を考えることができます。
それが、個人では効果がないということであれば、視聴者は組織化しすることができます。
2011年は、そのような年としましょう!