「日本人は、礼儀正しい」と日本人がいうケースがあるようです。
これは、ある人が「私は、美人」、「私は、徳がある」、「私は、人から尊敬されている」などと同じ性格をもつ表現です。
中身がそうでない場合には、「うそ・思い込み・宣伝」などのケースが多い。
中身がそうである場合には、「私は、そうだが、他の人はそうでもない」という意味をも含むので、上から目線になり、「礼儀正しくない」ことになります。
「礼儀」とは、「人間関係や社会生活の秩序を維持するために人が守るべき行動様式。敬意を表す作法」であるとします。
「日本人は」という以上、国際人間関係・国際社会関係をいいます。 「敬意を表す」とは、相手の立場を尊重することを含みます。
日本は、過去に植民地政策・侵略戦争で、大きな加害を他民族に与えましたが、その清算はまだドイツほど完全にはおこなっていません。
そもそも、加害の旗印を国旗としている!
上海博の「日本館」で国旗を掲げなかったのは、「礼儀から」か、それとも入場者の反感を刺激したくなかったからか?
上記の理解のうえに、日本人が「日本人は、礼儀正しい」というのは、「無知か、ずうずうしいか」どちらかです。