(国内放送の放送番組の編集等)放送事業者の国内放送の放送番組の編集:1.公安及び善良な風俗を害しないこと。2.政治的に公平であること。3.報道は事実をまげないですること。4.意見が対立している問題については、できるだけ多くの角度から論点を明らかにすること。
この図は、NHKのアジアを読む「中国はユーロの救世主か?」に使用されたものです。
NHKの論点:
- 中国からの輸出市場EUが、経済混乱になるのは、中国にとっても好ましくないので、中国は、ポルトガルやスペインの国債を購入してEUを支える
- 対中外交に弱腰だと非難された米・クリントン長官: (アメリカ国債を買っている中国を念頭に)「銀行には強いことはいえない」(ウィキリークス)
- (NHKとして)ヨーロッパもアメリカと同じ境遇に、易々とは陥ってほしくはない
放送されなかった対立する論点:
- 中国経済は、EU/米国/日本などとの貿易関係で成立しているので、戦争は中国・EU・米国にとっても致命的
- 日本が対中脅威論で、抑止論を含む戦力対応をいうのは、一部グループの利益だけにかなっている
- NHKがその立場に立ち、対立する論点を排除するのは、憲法・放送法の条文と精神に反する
- 武器の製造・保有・輸出を禁じる方向が正しい
(原則:放送を公共の福祉に適合するように規律し、その健全な発達を図ること 放送が国民に最大限に普及されて、その効用をもたらすことを保障すること 放送の不偏不党、真実及び自律を保障することによつて、放送による表現の自由を確保すること 放送に携わる者の職責を明らかにすることによつて、放送が健全な民主主義の発達に資するようにすること