放送法違反相当部分のNHK受信料についての有志者の支払い保留も含め、NHK・民放・スポンサーなどに改善要望を!
なぜ、九条や憲法の軽視・無視が?

◇多数党中心の選挙制度
◇多数党中心のNHKなど大手メディア

改善要望活動で、メディアと政治の民主化を!
 
放送法違反改善の要望
NHK、民放、スポンサー、BPOなどに

多数党中心、対立する論点・特定政党排除の改善を!
議席数に関係させた重点の置き方は放送法違反!
各個別番組・テーマごとに「政治的公平・論点の多角的明確化(放送法)」を!
(クリック)
憲法の軽視・無視は、どこから来るのか?
FAXで要望を! 放送倫理・番組向上機構(BPO)御中

2011年1月24日月曜日

「公平・公正」、「不偏不党」とはどういうことか

(国内放送の放送番組の編集等)放送事業者の国内放送の放送番組の編集:1.公安及び善良な風俗を害しないこと。2.政治的に公平であること。3.報道は事実をまげないですること。4.意見が対立している問題については、できるだけ多くの角度から論点を明らかにすること。

NHKは、NHK Online 「よくある質問集」の中に、"「公平・公正」、「不偏不党」とは具体的にはどういうことか" という質問と回答をのせています。

具体的には、政治上の諸問題は公正に取り扱うこと、また、意見が対立している公共の問題については、できるだけ多くの角度から論点を明らかにし、公平に取り扱うといったことです。NHKは、放送全体として、公平性を確保するよう努めています。
NHKの放送は、放送法とNHKの「国内番組基準」「国際番組基準」を基本としています。
このうち放送法では、第一条の中の二で
放送の不偏不党、真実及び自律を保障することによって、放送による表現の自由を確保すること。
と規定しています。

また、三条の二では、国内放送の放送番組の編集等について、
公安及び善良な風俗を害しないこと。
政治的に公平であること。
報道は事実をまげないですること。
意見が対立している問題については、できるだけ多くの角度から論点を明らかにすること。
と規定しています。
こうした放送法の規定を受けて、NHKは、「国内番組基準」の記述を次のようにしています。
「日本放送協会は、全国民の基盤に立つ公共放送の機関として、何人からも干渉されず、不偏不党の立場を守って、放送による言論と表現の自由を確保し、豊かで、よい放送を行うことによって、公共の福祉の増進と文化の向上に最善を尽くさねばならない。」
そのうえで、
政治上の諸問題は公正に取り扱う。
意見が対立している公共の問題については、できるだけ多くの角度から論点を明らかにし、公平に取り扱う
と定めています。

1.赤文字部分は、毎日のニュースでも「多数党中心、対立する論点の排除」が目立ち、個別にも全体としても公平性は確保されていません。

2.青文字部分は、「国内番組基準」第2章第6項の「論争・裁判」の基準であり、「政治・経済」(第2章第5項)の基準とはされていません。

上記1、2およびこのサイトで具体的に指摘されているように、NHKのニュース・解説・討論には、放送法の原則・基準に反する放送が日常的であり、全体として「公平性」が確保されていません。

改善されるべきです。

(原則:放送を公共の福祉に適合するように規律し、その健全な発達を図ること 放送が国民に最大限に普及されて、その効用をもたらすことを保障すること 放送の不偏不党、真実及び自律を保障することによつて、放送による表現の自由を確保すること 放送に携わる者の職責を明らかにすることによつて、放送が健全な民主主義の発達に資するようにすること