全校生徒参加の東京女子高等師範学校「日の丸」行列
お茶の水女子大学デジタルアーカイブズから
日本の植民地支配・侵略戦争は、日清・日露戦争を経て、1931年の対中侵略15年戦争に突入し、略奪と虐殺の道は北京・上海・南京などに及んた。
明治以来の良妻賢母の教育機関・東京女子高等師範学校(1874年開校・現お茶の水女子大学)は、この年「南京陥落記念『日の丸』行進」をおこなった。
校長・教官・生徒が「日の丸」をもち、校門-皇居-靖国神社-校内のルートであった。附属高等女学校の生徒・附属小学校の児童も参加した。
侵略戦争・植民地支配・教育・天皇制・靖国・日の丸・マスメディアは、ワンセットであったのだ。
この良妻賢母たちから、成長のおそい「裕次郎の兄(石原新太郎の選挙での自己紹介)」や東京高裁の裁判官などが生まれた!
あるいは、これらの在籍を認めている都民や国民を生んだ ・・・
そして、スタジオで「日の丸」を振る若者たちも ・・・
しかし、その意識をゆがめて育てているのが「NHKなどの多数党中心、対立する論点の排除の放送」などではないか?
視聴者は、エジプトを含む人類の歴史から学ばなければ、自分の生活と将来を失う!
政治的に公平な放送から、政治の民主化の実現に進むことが歴史の方向ではないか?