タレント麻木久仁子が、報道・情報番組の出演を見合わせることが分かったとのこと。
麻木が出演した昨年12月21日の番組終了後、同局には十数件の視聴者からの問い合わせがあった。同局広報部によると、批判的な声が多く、麻木擁護の意見は数件程度だったという。 (asahi.com)
大相撲の暴力団との関係でNHKが名古屋場所中継を中止したのは、六千件ほどの意見の結果だった。
これらの出来事は、一定数の合理的な声があれば、一定の改善が可能なことを示している。
NHKなどの「消費税増税・大企業の法人税引き下げ、密約付き日米安保」容認、「多数党中心、対立する世論・特定政党排除」などの姿勢も、視聴者が組織化すれば改善が可能であることを示している。
それは、長期・拡大的に増大する改善要望は、いずれ経営基盤に影響を与えざるを得ないことからも明らか。
それ以外に、世論・選挙・政治のゆがみを正し、政治・経済の民主化を通じて生活と将来を守ることは、おそらく不可能だろう。