明治以来の発展の方向は、天皇制を利用しつつ植民地獲得戦争・対中15年侵略・太平洋戦争をおしすすめ、1945年に一応の終わりを迎えた。
その方向を米国が利用し、1952年に実質植民地・目下の協力者とすることで、無期限軍事基地、外交・経済の下支えとして日本をハンドルしてきた。
日本は、この百数十年で「封建社会」から脱し、資本主義化とゆがんだ近代化を達成し、今終局を迎えている。
この行き詰まりは、世界経済での金融システムの破綻と平行しているが、それは資本主義自体の行き詰まりでもある。
人類は、資本主義とともに滅びるものではない! マルクス生誕200年前後以降に、新しい出発を迎えたいものだ!