放送法違反相当部分のNHK受信料についての有志者の支払い保留も含め、NHK・民放・スポンサーなどに改善要望を!
なぜ、九条や憲法の軽視・無視が?

◇多数党中心の選挙制度
◇多数党中心のNHKなど大手メディア

改善要望活動で、メディアと政治の民主化を!
 
放送法違反改善の要望
NHK、民放、スポンサー、BPOなどに

多数党中心、対立する論点・特定政党排除の改善を!
議席数に関係させた重点の置き方は放送法違反!
各個別番組・テーマごとに「政治的公平・論点の多角的明確化(放送法)」を!
(クリック)
憲法の軽視・無視は、どこから来るのか?
FAXで要望を! 放送倫理・番組向上機構(BPO)御中

2011年1月10日月曜日

一寸法師とイワンの馬鹿

「国債を発行して、景気を回復させればいい」という主張がある。

日本には、室町時代(14世紀ー16世紀 注)に、「一寸法師(いっすんぼうし)」というおとぎ話がある。
身長が一寸(約3センチ)の青年がいた。 
針を武器に、おわん(食器)を舟にして、はしでこいで京都にのぼった。
貴族に仕えたが、あるとき鬼に出会い、これを針でやっつける。 
鬼が残した「打ち出の小槌(こづち。小さな「つち」。「つち」は木製のカナヅチのような道具。「打ち出の小槌」は、それをふれば、おカネが出たり、願いがかなう)で、身長を伸ばし、貴族の娘と結婚する

1885年ころ書かれたトルストイの「イワンのばか」という民話がある。
昔ある国に、ばかのイワンがいた。 悪魔が、一振りすると兵隊がいくらでも出る魔法の穂や、もむと金貨がいくらでも出る魔法の葉を与えた。
イワンは、兵隊には踊らせたり唄わせたりして楽しみ、金貨は女や子供にアクセサリーや玩具として与えてしまう。
やがて、イワンは「働く者だけが、食べる権利がある」という国をり、安定し豊かな国となる。
悪魔は「手で働くより、頭を使って働けば、楽にうけることができる」と高い塔の上で演説するが、聞く者がいない。
悪魔は腹が減って倒れ、階段を頭でとんとんと落ちてきてしまう。 イワンはいう。「頭で働くとは、痛いものらしい」

打ち出の小槌や、悪魔が助けてくれるのであれば、いい話なのだが ・・・

(注)室町時代(1336年-1573年): 室町時代は、鎌倉時代以前には見られない出自不明の農民・商人層の社会進出を可能とし、日本史上初めて顔が見える民衆を登場させた時代でもある。(wikipedia)