フリーランスの畠山理仁です。前回ですね、会見の主催者であるクラブのルールを破って、事前通告無しにインターネット中継を行いました。その際ですね、幹事社の方と会見の途中でお話をするような形になりまして、大臣の貴重なお時間をですね、無駄にしてしまいまして申し訳ありませんでした。これは、全国民の皆さんにも謝りたいと思います。ただですね、前回の記者会見動画なのですが、海外在住の方も含め、今現在、1万人以上の方が視聴してくださいましたし、今現在も544人の方がこの会見の中継を御覧になって、注目されています。先日の会見で大臣は、記者会見に応じるのは大臣としての責務だとおっしゃいました。その一方で、会見のオープン化については、私は招かれる立場なのでコメントは差し控えたいともおっしゃいました。ただですね、現在、記者クラブのルールによって、例えば、インターネット上での影響力を持つインターネットメディアやですね、地域に根ざした報道を続けているタウン誌、それから、個人のブロガーは、記者クラブが指定する協会に加盟していないため、この記者会見に参加できず質問もできません。総務大臣は情報通信や地方自治を担当する方なので伺いたいと思いますが、先ほど、検閲というお話がありましたけれども、検閲とまでは言えませんが、会見に参加できない彼らのですね、自由な質問が、記者クラブという公的な場所を無料で占有する任意団体によって阻害され続けることについて、情報発信の観点から大きな損失だとは思われませんでしょうか。
すみません、よろしいでしょうか。フリーランスの畠山理仁です。もう1点、先ほど小川裕夫さんの質問にお答えになるときに、動画を残すことはコストの問題から難しいというようなことをおっしゃっていたかと思います。今現在ですね、私がインターネット中継をしているのは、この、床に置いた一つの携帯電話で中継しているわけですけれども、これは私個人のですね、小遣いで使えるような代物であって、総務省がその予算をとれないとは思えないのですけれども。あと、また、国会審議もですね、1年間は動画がアーカイブで残されています。週に2回のですね、大臣の記者会見を動画で残すということは可能ではないかと思うのですが、いかがでしょうか。
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