施設跡があったのはイランとの国境に近いアルメニア南部の洞窟群。足で踏んでブドウを絞ったとみられる場所や、ブドウの汁を発酵させる約50リットルの入れ物があったほか、ブドウの種や赤ワイン特有の色素も確認された。
人類の自然の利用の知恵は、文字の発明よりも古い。
知恵と生産力が発達すると同時に、少数の権力者が多数の者を働かせて生産成果を横取りする ─ 搾取・階級社会・戦争の始まりだ。
その流れが2011年の現在にもつづいている。
しかし、同時に「戦争のない世界」への流れも同様に強くなってくる。
いまや世界は、金融恐慌か戦争で破綻するのか、それとも戦力・核・戦争のない世界に進み、貧困をなくす方向に進むのか、選択の段階に入っている。
人間社会の将来は、その自覚にかかっているが、日本でも同じだ。 しかし、火を利用し、ワインを造る人間の努力は、すでにその自覚に達している。
民主党には、その理解と自覚がないのは残念なことだ!
NHKなど報道が、多数党中心主義をとっているのも残念なことだ!