「朝まで生テレビ! 元旦SP」( 2011年1月1日)のキャスターは、番組で「日本は行き詰まり感が強い」との判断を示しました。
その原因は、そのキャスターをも含めたメディアが、「対米従属、与党・多数党中心、対立する世論・特定政党の軽視・排除」を意図的におこなってきたこととも関係しているのですが、それについては、解明はありませんでした。
しかも、そのキャスターが白状したことは、「ニュース番組は、ほとんど政策の話はしない」!
ここには、このキャスターをも含めたメディアに「国民をだますために、状況を正しく伝えない」作戦、「多数党・派生政党の論点に対立する世論・特定政党の論点を隠す」作戦があることが現れています。
その結果は、どうなっているか?
状況のわからない、暗闇のジャングルの中を、地図と工程表をもたず針の曲がった磁石で、迷い続ける ─ これが、「行き詰まり感が強い」の中身です。
行程表と正しい磁石のない多数党の政治と、対立する論点排除のマスメディア、それが「行き詰まり」の原因です。
脱出の道は、視聴者の組織化です!