第一(世界の構造変化)
いまの世界を動かしているのは一握りの「大国」ではない。
20世紀後半に独立をかちとった多くの途上国、新興国が、自主独立の立場で、生き生きと大きな役割を発揮し、世界政治の主人公となっている。
第二(21世紀を「戦争のない世界」が現実のものになりうる世紀)
平和の流れが滔々(とうとう)と広がっている。
ニューヨークの国連本部でのNPT再検討会議も、ICAPP総会も、「核兵器のない世界」にむけて重要な前進を記録した会議になりました。
また、紛争があっても外交的・平和的に解決する流れが世界の本流だと強く実感させるものでした。
第三(歴史問題)
日本軍国主義による侵略戦争や植民地支配に対する反省の欠如という問題が日本外交にいろいろな形で影を落としている。
とくに、尖閣諸島や千島問題など領土問題にかかわって、そのことを強く感じました。
過去の過ちへの反省があってこそ、問題解決の道筋がきちんと開ける。
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik10/2011-01-01/2011010101_01_0.html