放送法違反相当部分のNHK受信料についての有志者の支払い保留も含め、NHK・民放・スポンサーなどに改善要望を!
なぜ、九条や憲法の軽視・無視が?

◇多数党中心の選挙制度
◇多数党中心のNHKなど大手メディア

改善要望活動で、メディアと政治の民主化を!
 
放送法違反改善の要望
NHK、民放、スポンサー、BPOなどに

多数党中心、対立する論点・特定政党排除の改善を!
議席数に関係させた重点の置き方は放送法違反!
各個別番組・テーマごとに「政治的公平・論点の多角的明確化(放送法)」を!
(クリック)
憲法の軽視・無視は、どこから来るのか?
FAXで要望を! 放送倫理・番組向上機構(BPO)御中

2008年12月24日水曜日

TBS 12月24日 「あの戦争は、何だったのか?」

ビートたけしの名演技による東条英機を中心とした、日米開戦にいたる経緯を描いたドラマ.

日本文化の特徴と裏腹の決定的な欠陥がありました.

犠牲者の数が、ドラマの初め、中ごろ、終盤に3回出てきました.いずれも、「日本人の犠牲者」で、「300万の死をどう考えるのか?」とか、「310万人が死んだ」というものでした.

この視点は、「目が自国にしか向かない島国視点」の典型でした.

中学校の教科書にもありますが、犠牲者数は、日本で310万、アジアで2000万、全世界で6000万人という全体の数字があります. ドラマとTBSの目は、合計8310万のうち310万、すなわち、わずか4%以下しか見ていない「島国視点」でした.

結局、テレビ局や日本が、ドイツ程度に戦争の総括と清算をはたし、文化・経済・政治の面で国際的に一人前になるためには、あと25倍以上の歴史の検討が必要だということです.

日本は、まだ戦争の総括を終わっていないのです.
(視野角度4%の「島国視点」から生まれたその結果が、現時点での「日本の伝統と文化の表に表れた大きな部分」だといえます)

⇒ 「あの戦争は、何だったのか?」