ビートたけしの名演技による東条英機を中心とした、日米開戦にいたる経緯を描いたドラマ. 日本文化の特徴と裏腹の決定的な欠陥がありました. 犠牲者の数が、ドラマの初め、中ごろ、終盤に3回出てきました.いずれも、「日本人の犠牲者」で、「300万の死をどう考えるのか?」とか、「310万人が死んだ」というものでした. この視点は、「目が自国にしか向かない島国視点」の典型でした. 中学校の教科書にもありますが、犠牲者数は、日本で310万、アジアで2000万、全世界で6000万人という全体の数字があります. ドラマとTBSの目は、合計8310万のうち310万、すなわち、わずか4%以下しか見ていない「島国視点」でした. 結局、テレビ局や日本が、ドイツ程度に戦争の総括と清算をはたし、文化・経済・政治の面で国際的に一人前になるためには、あと25倍以上の歴史の検討が必要だということです. 日本は、まだ戦争の総括を終わっていないのです. (視野角度4%の「島国視点」から生まれたその結果が、現時点での「日本の伝統と文化の表に表れた大きな部分」だといえます) ⇒ 「あの戦争は、何だったのか?」 |
多数党に有利な「選挙制度・大手メディアの報道」が、世論・選挙・政治をゆがめている!
NHK受信料はその「ゆがみ」に貢献している! (最高裁は、それを否定していない)
政治の民主化を!
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