政府与党と野党の緊急雇用対策について放送されました.
森永さんの解説は、おおむね正しかった.
「与党も、野党も政権で自分の立場だけ、どうすれば有利かだけを考えているように見える.国民はどうでもいいのではないか」の内容.
大筋は、そのとおりだと思います.
しかし、事実をもう少し正確にみれば、あるいは事実をそのままに放送すれば、以下の指摘が放送法上適当であることがわかります.
「与党も野党も」ではなくて、現実は「与党も、共産党などを除く野党も」というべきです.現実に共産党は、双方に共通点があるのであるから、審議をして、協議で対策を実現するべきことを一貫して主張しています.
NHKをはじめ、放送界で、少数野党の軽視・無視を局側から(おそらくはスポンサー側からも)長年(戦前からも)強く求められているので、事実を正確には伝えられないのでしょう(と理解します).
しかし、「事実を曲げないこと」が放送法で要求されています.
もう少しがんばっては、どうでしょう?
「100年に1度」の危機ですよ!