NHK ニュース 11月17日午後7時
法務大臣の「国会軽視発言」について、野党の側として、自民とみんなの党を登場させました。
また、「一票の格差」違憲判決についても野党として自民だけを登場させました。
ともに「多数党中心」の結果となりました。 放送法違反であると判断します。
とくに、「一票の格差問題」につていは、その結果をもたらした大きな責任は自民党にあります。 その論点だけを放送し、自民党など多数党と異なる論点の特定政党を排除したことは、NHKにも違憲状態を生じさせた責任があることを示しています。
ニュース・ウォッチ9でも、自民党が登場しました。
ニュース放送全体を通じて、多数党も、重要な問題でこれに対立する論点をもつ特定政党も、放送回数・放送時間ともに政治的に公平にあつかってこそ、放送法にもとづいた放送であるといえます。
受信料の一部が、違憲状態を作り、長期に維持するために使われることには、がまんがなりません。 視聴者の側には、それを正す道があると考えます。
NHKが、「政府・多数党の意向を入れた政府・多数党中心の放送」を改善するべきであることを主張します。