NHKニュース 10月31日 午前7時
以下が目立ちました。
◇国際社会、日本の政治・経済の重要問題について、政府の論点でのニュース選択・放送
羽田国際線定期便開始をトップで16分、最大の貿易相手国・過去15年の侵略戦争対象国・中国との首脳「懇談」について3番目で1分と、重要問題の過少化の役割を果たしました。
結果として、政府・与党の失敗をかばい、重要問題から目をそらせるやり方は、編集の自由の範囲でしょうか?
放送の扱いは、国民生活に対する重要度にもとづいて決めるべきです。
NHKを含め、事件・事故・できごとを政治・経済の重要問題から目をそらせる結果となる放送が目立ちます。
そのひとつは、「与党・多数党中心、対立する世論・特定政党の論点の意図的排除」です。
放送法違反であり、民放他局の手本(注)となっています。
(注)
TBSテレビ 「時事放談」(10月31日 与党・多数党に対立する特定政党の論点排除)
フジテレビ 「新報道2001」(10月31日 政党出席は民主、自民、みんなの党。 対立する特定政党の論点排除)
テレビ朝日「サンデー・フロントライン」(10月31日 与党・多数党に対立する特定政党の論点軽視)
テレビ朝日「サンデー・スクランブル」(10月31日 政党出席は民主・自民・みんなの党。 対立する特定政党の論点排除)
など
NHKは、内部文書「番組制作の憲法」ではなく、放送法を基準とした放送基準の作成が必要です。 その基準には、視聴者の意見が反映されなければなりません。