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「歴史の見方とその土壌」 ─ 遠山茂樹「明治維新」(1951)の再販(1994)の前書きで、著者が書いている
土壌があって、その上に歴史の見方という樹が育つ
われわれの「歴史の見方」は、どんな「土壌」に育っているのだろうか?
田母神という航空自衛隊幕僚長がいた
航空自衛隊のイラク空輸活動を違憲とした判決を否定したのだった
実力組織幹部が、憲法三権分立を否定する!
2008年4月18日、「そんなの関係ねー」といったのだった
同年4月19日、産経ニュースは「司法判断をやゆしたと取られかねない発言に批判が出そうだ」と弁護・容認論を書いた
防衛大臣はそれを黙認し、首相はその防衛大臣を容認した
田母神、産経、防衛大臣、内閣総理大臣は同じ土壌の生まれだ
「国益、自衛、国際協力、対テロ活動」などを口実の憲法の軽視・無視、「日米密約付き安保条約・米軍基地・核兵器抑止論」それが共通だ
その土壌は、何か?
憲法の軽視・無視でメシを食べる ─ それが土壌だ
その土壌の維持に、NHKなど報道機関が「与党・多数党偏重」で協力し、その結果が、財政・年金の危機だ
どれだけ、つづくだろうか?
財政・金融危機でつぶれるのではないだろうか?
その上で、別の土壌の花が咲いてほしい