NHKニュース 6月7日 「世論調査」
NHKは、世論調査の結果を発表しました。
その質問の仕方はどうか?
- 菅新総理大臣に「期待する」か、どうか
- 民主党と国民新党による連立の枠組みへの評価はどうか
- 衆議院の解散・総選挙についてはどうか
- 鳩山総理大臣の辞任をどう思うか
- 小沢前幹事長の辞任をどう思うか
- 鳩山総理大臣と小沢前幹事長が辞任をどう思うか
- 鳩山内閣の実績に対する評価は
- 民主党の印象はどうか
- 参議院選挙の投票に行くかどうか
- 参議院選挙にどの程度関心があるか
- 参議院選挙で議席が増えてほしいと思う政党は、どこか
- 民主党が参議院で単独過半数を占めることは望ましいと思うか
- 鳩山総理大臣と小沢前幹事長が辞任
- どの党を支持するか(各党の支持率)
普天間では、県民世論の最大多数は「無条件撤去」です。
NNKがこの問題について、質問をしなかったことは、日米安保・米軍基地容認につながります。
政治とカネの問題についても、企業・団体献金をどうするか、政党助成金をどうするかの質問をおこないませんでした。
これも、政治がカネで動く問題を容認する結果となっています。
いずれにしても、NHKの放送は、放送法の「民主主義」ではなく、与党・多数党をかばう結果となっています。
「報道番組」の基準から「政治的公平・論点の多角的明確化」をはずした「国内番組基準」が、それを正当化しているのでしょうか?
(本文およびその他の論点は、放送法にもとづいたNHKのすぐれた放送も沢山あることを、否定するものではありません)