NHKニュース 6月30日 13時32分
25年つづいたCNNテレビの看板番組「ラリー・キング・ライブ」の終了について、NHKが以下のように伝えています。
ここ数年はより政治色の強い論評などを売り物にするほかの放送局の番組などに押され、視聴率が低迷していたことがある
政治的変化の時代には、メディアもより政治的な内容を要求されることを示しています。
日本のテレビはどうでしょうか?
NHKを含め、どれだけ視聴者を確保できるかで、視聴率競争をおこなっています。
そこには、傾向として内容の競争ではなく、表面的な横並び競争がおこなわれています。
意識的な視聴者が離れ、大衆メディアに影響を受けやすい層がますます国民だましの餌食とされ、与党・多数党に対立する論点が隠されてゆきます。
それは、残念なことというより、現在の政治の仕組みがメディアに要求する役割が、うまく機能しているということかもしれません。
しかし、視聴者は永久にお人好しでしょうか?
与党・多数党とメディアによる政治が、消費税増税・対米従属をつづける限り、視聴者は逆に動いて行きます。
やがて成長して、メディアを教える立場になってゆくことでしょう!