政党のCM放送が始まりました。
いくつかの疑問があります。
- 報道が、「政治的に公平」におこなわれていれば、国民は各党の論点を公平・客観的に判断できる。 それが、放送法、公職選挙法の精神ではないか?
- 企業・団体の献金を受けている政党がCMを出すことができれば、議席数がカネで影響を受け、政策がスポンサー企業・団体のためにゆがめられることになるではないか?
- 与党・多数党お手盛りの「政党助成金」が、代理店やテレビ局に支払われるのは、おかしいではないか?
このサイトでは、以下のように考えます。
- 報道、その他の番組で放送法が厳格に守られることが必要である。
それによって:
◆各党の理念・政策が、正確・公平・十分に国民に伝わる
◆企業などから献金を受ける政党がCMで世論・選挙をゆがめることを、国民が許さなくなる - そのためには、放送法が求める「政治的公平」の下記の基準を国民が合意することが必要である。
◆政治的テーマごとに、政策の類似する政党と対立する政党をまとめ、対立する論点を明らかにする
◆各党ごとに、時間・回数・視聴率などの点で、全体として公平な扱いをする
◆ニュースを含め、国会の議席数が放送時間などに反映されることは、放送法上ゆるされないので、この点を含め、基準をはっきりさせる
国民は、民主主義を確立・強化して、経済・政治を作り直すことが必要な時期にきています。