アメリカの歴史で記録されるべき2人の人物、リンカーン大統領とキング牧師
この2人は、利益第一主義社会の非人間性と戦い、その非人間性に暗殺された
アメリカの「自由と民主主義」の明るい面と暗い面
その明るい面は、独立戦争に始まったが、それは先住民族の虐殺と土地略奪と共存していた
福沢諭吉は、それを知っていたのか、知らなかったのかは知らないが、約100年後、下級武士の次男の道から独立し、「学問」の道を選んだ
その「学問」は、かれに「インド(植民地)」のようになるのか、英国(帝国主義国)のようになるのかをせまった
彼は、「脱亜入欧」を選び、自存自衛を選んだ。教育機関の塾長と報道機関の社主となり、台湾、朝鮮の植民地化を宣伝・教育したのだ
「取りて、温まるがよい」「目指す敵は、中国」「その喉首・北京に喰らいつけ」と「師匠」として政府の尻をたたいたのだ
その肖像のある紙幣で、NHKは「坂の上の雲」の放映権を、むりやり買い取ったのである
日本は、歴史から、その暗い側面をだけなぜ引き継ぐのか?
それは、権力を持つ少数のものの力が、利権を与え、メシを奪われる国民の力よりずっと強かったからだ
この状態は、永遠に続くのだろうか?