2011年1月25日、カイロでデモが発生した
26日、米国務長官は「ムバラク政権は、安定している」と声明を出す
数千人は1万人となり、5万人となった
5万は50万となり100万となるだろうといわれた
1週間後1月30日には、米大統領が「エジプトの平和的権力の移行」を口にした
2011年2月11日には、デモは何百万にもなり、12日にはさらに増加するだろう!
1週間でぶれる米国の世界戦略の背景には、何があるのか?
中東の石油地帯の支配権の維持、その背後にはユダヤ資本を含む石油資本がある
第2次大戦の落とし子・イスラエル ─ その維持のために綱渡りをしている
民主主義を口にしながら、派遣主義をおこなう
そのために、目下の協力者ムバラク、エジプトを通じてアラブ諸国の押さえてきた
軍事援助で、エジプト軍部をコントロールしている ─ その力は残したい・・・
米影響力の背後には、日本の対米軍事・経済協力もあるのだが・・・
日本は、アメリカの「綱渡り」の綱の一部分の役割をはたしている・・・
その綱は、いつかは切れてしまうだろう!