NHKは、あさイチ「カラダの要 “股関節”ケア」と題する健康維持についての比較的よい番組を放送しました(2月10日)。
この中で「自衛隊に行くと姿勢がよくなる(!?)」などという出席者の発言がありました。
自衛隊は、憲法上問題とする強い論点のある問題です。 この発言が、意図されたものか、偶然なのかはわかりませんが、結果としては意図的な「自衛隊宣伝」という形になりました。
NHKの基本姿勢「多数党中心・対立する論点排除」の姿勢が、ディレクターにまで貫かれていることを示しました。
同時に、視聴者の民主主義に対する自覚のレベルが十分でないことをも示しました。
視聴者が組織化して、民主主義を守り、強化する活動を長期・拡大的におこなうことが必要です。