リビア情勢の報道を見ました。
時事は28日午前5時24分に「前リビア法相、暫定政府樹立に着手=3カ月以内に選挙、国土一体性維持」として、共同は同午前1時38分に「前法相ら暫定政権樹立へ 反体制派、首都西方を制圧」として報道しました。
同程度の内容では、共同は、時事よりも数時間早い結果となりました。
おそらく、これを受けたNHKの報道は、入試不正問題の下位ニュースとして、午前6時35分に報道しました。
しかし、しんぶん「赤旗」では、これより総合的に、より詳細に、より近い将来を見通した形で、エジプトからの食料・医薬品の支援などのニュースとともに、午前3時すぎには都内で紙の形で知ることのできる報道をおこなっていました。
この報道の違いは、重要な出来事を人類の歴史の民主化の過程として、歴史的にも、国際的にも注意深く観察し、報道する態度の違いであると考えます。
すでに、NHKや共同・時事などの報道は時代おくれとなっていて、市民・国民のニーズにはこたえられなくなっているというべきでしょうか?