そこでは、参院の「1票の格差」是正のためとして、同院の比例区を廃止し、議員定数を大幅に削減する3案を示しています。その上で、「衆議院選挙制度の改革」として、現行180の衆院比例定数を80削減し、「将来的には完全小選挙区制とする」と明記しています。
- 最高裁判決:「現行の選挙制度の仕組み自体の見直しが必要となることは否定できない」(2009年9月)
- 東京高裁判決: 2010年7月の参院選挙で最大5倍の格差となった定数配分について違憲
- 菅直人首相: 衆参の議員定数削減について年内に党内合意、その後の与野党協議をまとめていく(2010年10月1日)所信表明演説
- 岡田幹事長:「定数削減がもちろん本命だ」(10年11月11日)
大政党に圧倒的に有利な選挙制度と、多数党中心のNHKなどの放送は、民主主義の破壊とその維持・強化となっています。