太平洋戦争へと向かう道のりで新聞やラジオなどのメディアが果たした役割が明らかになってきた。政策の決定に大きな影響を与えた熱狂した「世論」の実体に迫る。(NHKホームページから)
ラジオとはNHKです。
日本初のラジオ放送の第一声は、1925年(大正14年)3月22日午前9時30分、社団法人東京放送局(JOAK:現在のNHK東京放送局:略称AK)から。
偶然ではあっても、戦前のNHKは生まれたその日から、治安維持法と平行して民主主義の圧殺、国民だましによる侵略戦争への協力・推進の役割を果たしてきたといえます。
憲法や放送法は、それを禁じていますが、2011年の現在でもNHKには「与党・多数党中心、対立する論点の軽視・無視・排除」が日常化していて、立法・行政・司法の憲法の軽視・無視に協力している結果となっています。
NHKスペシャルが、どこまで戦前のNHKの戦争責任をあきらかにできるかが注目されます。